菊間瓦の歴史
菊間瓦「菊銀製瓦」の歴史
日本の伝統と瀬戸内の自然が育てた菊間瓦
菊間瓦の歴史と特徴
この菊間で、明治12年に初代・菊池銀太郎が創業したのが、「株式会社菊銀製瓦」です。それを二代目・益太郎が受け継ぎ、一般家屋から社寺まで、様々ないぶし瓦製造を生業としてきました。益太郎の三男である壮三郎は、若い頃より鬼師(鬼瓦制作者、鬼板師とも呼ぶ)として各地で修業を重ねた後に、菊銀製瓦の三代目となりました。以来、菊銀製瓦は、いぶし瓦だけではなく飾り瓦(鬼瓦や鯱)の製造でも実績を重ねています。現在は壮三郎と四代目・陽一郎を中心に、伝統の菊間瓦や洋風住宅にマッチする平板瓦、いぶし銀を活かした工芸品や日用品なども手がけ、多様なニーズに応えています。