鬼師の鬼瓦 鬼瓦は、日本の建築物の大棟や隅棟、降り棟などの末端に雨仕舞いの役割を兼ねて取り付ける装飾瓦です。 古くから日本人は、鬼瓦に厄除けと装飾の役割を持たせており、立派な鬼瓦を取り付けることは、誇りと家や家族に対する愛情の証ともされています。 その製法には、「鬼師」と呼ばれる職人の技が必要不可欠で、鬼の顔や家紋などの力強い彫刻は、時間を経ても色褪せない価値を放っています。